自治体防災教材開発グループは、名古屋大学減災連携研究センターにおける自治体研究会での自主的なグループ活動として発足し、防災教育や防災関連人材の研修等に役立つ教材を開発、展開することを目的に活動しています。
防災部局以外の職員や、新たに防災部局に配属された職員に対して、いかに災害対応業務を理解してもらうかという課題を抱えている自治体が多いことから、防災教材開発グループでは、災害対策本部への初歩的な理解を深めてもらうための協力型防災カードゲーム「ここは災対本部」を開発しました。
現在は、令和4年度に作成した災害対策本部運営シミュレーションゲーム「ここは災対本部」を自治体の職員研修等で活用していただけるよう、研修メニューの開発に取り組んでいます。
自治体研究会とは・・・名古屋大学(減災連携研究センター)では、愛知県及び三重県の自治体職員を受託研究員として受け入れており、自治体からの受託研究員を中心に自主運営組織「自治体研究会」を構成しています。自治体研究会には、教員、企業から出向している受託研究員も所属しており、情報共有や困りごとの相談、防災に関する課題を協力しながら解決する取り組みを行っています。
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